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いつかの 【4 Victories】 へ 3 - 新作小説構想


Faster by Manic Street Preachers
レガシィ編小説を書くときって毎回苦心してます。
競馬編の方はすらすら書けちゃうんだけど・・・

対象が無機物か有機物かの違いって大きいんですよねえ。
無機物の方は背景とか構成もよーく考えて書き込んでゆかないと、
感情移入すらできなくなっちゃう。
活きたドラマチック要素を、元から一杯抱えてるお馬さん世界と訳が違う。
演出で補ってかなきゃいけない部分が多い。

基本が「気分」屋さん。論理展開より雰囲気物。
省略とか行間の余韻を得意とする詩人型?な自分。
どうにもこうにも毎回難しくて四苦八苦してます。(その分、面白いんですけどね)
芸域?幅広げるためにも、
この苦心惨憺がいつか実ると信じて続けておりますです。はい。
今回も構想から既に二年近く経過してますが・・・
完成させられるのかしらん?(ほぼ他人事状態♪)

作り手のそんなわけわからん苦悩なぞも、
前回同様、野次馬気分でお楽しみ頂けましたら♪


【 4 Victories 】 プロトタイプ


「予想以上、まいったな。。。」



東京の自宅を出たのが朝6時半。
余裕で間に合うはずだった。

関越道に入る手前、渋滞は外環から始まっていた。
一般道へ一旦降り、和光から再び外環へ。

夏休み最初の三連休、土曜朝。

関越道下り線、所沢も川越も自然渋滞が続く。
その先には事故渋滞15キロが待ち構える。

上信越道との分流、藤岡ジャンクションまで。
三車線にもかかわらず、既にノロノロとしか動かぬ車列。

事故渋滞の通過予測時間100分。
発走に、間に合わない。

「万事休す。降りたとしてもダメか。」


カーナビが示す目的地は新潟競馬場。
到着予想時刻15時。

レース発走の1時間半後。
パドックへの登場時刻から見れば2時間後。

関越トンネルを抜けた先、日本海側は大雨。
再び一般道へ降りて僅かな時間を短縮したところで
愛馬のレース振りを見られる保証もない。

「結果は無駄足。諦めろ、という知らせかな。」


決断をするために、煙草へ火をつける。
そういえば、この新しいレガシィ
400キロの長距離を一日で走るのは初体験だ。


「どうせわからないのならば。」



本庄児玉インターから関越を降り一般道へ。
国道17号線を走り、旧中山道を抜ける。
上信越道、藤岡インターチェンジへと迂回。
藤岡ジャンクションまでの事故渋滞をやりすごし
その先でひょいと、関越道へ戻る。

到着予想時刻14時。


「あと1時間。短縮できるか。」



伊香保、赤城、水上。
山あい高速カーブ連続区間。
水すましのように駆け抜けるレガシィ
濡れた路面にも微動だにしない強靱な足。
四輪全輪駆動の恩恵が、手のひらに伝わる。

しかし雨足の強さも既に予想以上だった。
日本海側越後路は、更に悪天候だろう。
運転視界さえ十分に確保できるかもわからない。


「間に合わない、か。」


関越トンネルを抜け、湯沢から新潟県へ。
ワイパーを最強位置にセットする。

アウディA4、プジョー307。

豪雨の中、車速を落とす国産車たちを尻目に
晴れの日と変わらぬペースで走る先行外車たち。

二台に続いてペースを保つ。
先行車が放つ水しぶきで視界をなくさぬ程度に
車間をしっかりと築きながら。

「さんきゅ。ペースメーカー。」


長岡から北陸道。

豪雨にもかかわらず車が多い新潟県内。
土曜も走らねばならない長距離トラックと
三連休を利用した家族連れの自家用車。
間隙を縫うようにして目的地を目指す。
到着予想時刻、13時30分。


「あと30分短縮。最後のノルマ。」


大雨、強風、視界不良。
存在を後続車へ認識させるためのスモールライト点灯。
HIDロービーム点灯へとスイッチをひねる。
追越車線走行中の先行車に、速度差注意を促す。

もう一段加速しての巡航。
車体の挙動も路面を捉える安定感にも、変化は生じない。


「桁外れな日本車だよ。君は。やっぱり。」

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